飯能。
決して“観光地”ではないこの街に、沖縄の香りがする焼肉屋なんて想像できなかった。
都心でもなければ、繁華街でもない。
でもこの近郊には「沖縄が恋しい」と感じる人たちが、確かに暮らしている。
「沖縄を感じる焼肉屋をやろう」
それは、ただの思いつきじゃない。
オーナー・木村には、沖縄に住む親戚がいる。
子どもの頃から何度も訪れ、三線の音、島のごはん、泡盛の香り──
“島時間”に、いつも心をほどかれてきた。
だから決めた。
「沖縄を愛する人たちの、帰って来られる場所を作ろう」と。
「でも飯能でそれ、ウケるの?」
「沖縄好きって、そんなにいるの?」
本物の金アグーを沖縄から直送するには、コストも手間もかかる。
不安、葛藤、周囲の反対。
でも──
「ないからこそ、やる意味がある」と信じた。
オープン直後、人はほとんど来なかった。
仕入れた食材が余り、ロスが出て、毎晩胃が痛かった。
でも、ふらっと立ち寄った1人のお客さんが
「ここ、沖縄みたいだね」と笑ってくれた。
その言葉で、何度も立ち上がれた。
ある月の売上は数十万円。
お金も底をついた。
「続けて意味あるのか?」
何度も心が折れかけた。
でも、沖縄にルーツのある親子が言ってくれました。
「沖縄に帰るにはお金も時間もかかるから、チャンピオンが無かったらうちの子は沖縄を感じられないんです。」
この店は、料理を売っているんじゃない。
沖縄とのつながりを守ってるんだ──
そう気づいたとき、道が見えた。
“売れる店”ではなく、“忘れられない店”へ。
王者の石焼きタコライス、琉球炙りタコ鮨、燃える闘魂ラフテー、雨の日くじ、出汁を育てる島しゃぶしゃぶ。
どれも「記憶に残る体験」にするために生まれたもの。
スタッフと共に、お客様一人ひとりと心で向き合いながら、育ててきた。
「友達にすすめられて来ました」
「誕生日だからここに来ました」
「今日の接待よろしくね」
「沖縄に行けないから、チャンピオンに来たよ」
気づけば、LINE登録は2400人を超え、県外からの予約も増えた。
「飯能に沖縄がある」
それはもう、実感でしかない。
そして今日──1周年を迎えた。
あの日、誰にも知られていなかったあの店が、 皆さんの声で、ここまで来られました。
この1年を照らしてくれたのは、あなたの”沖縄愛”でした。
これからも、沖縄好きの”心の拠り所”であり続けるために。
新たな1年の扉が、今、開かれます。
もっと多くの人に沖縄の魂を届けたい。
もっと深く、島の文化を分かち合いたい。
そして何より── あなたと一緒に、この物語の続きを紡いでいきたい。
飯能から沖縄へ、心をつなぐ架け橋として。
島の風が恋しくなったとき、 大切な人と特別な時間を過ごしたいとき、 ただ、ほっとできる場所が欲しいとき──
いつでも帰ってきてください。
琉球焼肉 居酒屋チャンピオン飯能苑は、 あなたの”もう一つの故郷”でありたいのです。
2年目への船出。一緒に、新しい島時間を刻んで下さい。


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